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thumb Cascade(カスケード)は、コンピュータウイルスの一種。1987年10月ドイツで発見され、1980年代から1990年代前半に流行した。日本では1990年12月に初めて発見されている〔http://www.juce.jp/LINK/report/rinri/chap2.htm〕。1992年7月には、アスキーのPC-9800シリーズ用の市販ソフトウェア本「MS-DOS簡単ツール」のフロッピーディスクに収録された「BATKEY.COM」から発見された〔『朝日新聞』1992年7月16日付朝刊〕。暗号化された初のウイルスでもある〔https://j-square.symantec.com/useful/virus.html〕。 IBM PC/AT互換機の MS-DOS 上で動作するプログラムで、拡張子が .COM の実行可能形式のファイルに感染し、以後システムに常駐する。システムの日付が1988年10月~12月になると発病し、画面上の文字が滝 (cascade) のように崩れ落ち、画面底部に積み重なる状態になる。 英語版の MS-DOS でしか正常に動作しないため、日本語版の MS-DOS では前述した現象は起こらず、暴走する。PC-9800シリーズにおいては、ウィルスが作動するとコンピュータがハングアップしてしまい、何かキーを押すとリセットされてしまう現象が見られた。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Cascade (コンピュータウイルス)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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